みなさんこんにちは!
門前仲町にある「かすが歯科医院」です。
さて、9月13日の朝に素晴らしいニュースが流れましたね。
「イグノーベル賞」のニュースです。
イグノーベル賞とは、「人々を笑わせて、考えさせてくれた研究」に対して送られる賞です。
2019年には日本人歯科医師が受賞したので今回はその功績について紹介しようと思います。
- 受賞は男性歯科医師
2019年度にイグノーベル賞を受賞したのは、明海大学保健医療学部教授・渡部茂先生です。元々は、明海大学歯学部(埼玉県坂戸市)で小児歯科学の教授として働いていましたが、定年退職を機に明海大学保健医療学部(歯科衛生士教育部門)へ異動となったのです。
- 研究の功績
研究内容は、渡部教授自身の子供達にも協力してもらい5歳児の唾液分泌量を発見したというものです。
この研究が発表されたのは今から30年ほど前のこと。
当時は、虫歯予防という概念はなく虫歯を予防するにはどうしたら良いかと各歯科医師が頭を困らせていました。
唾液分泌量に着眼したことは画期的で、虫歯予防の考えかたの基礎になったといっても過言ではありません。
当院ではフッ素など近年メジャーとなっている治療法で患者様のお口の健康を守っています。